予定より早く起きてしまう場合

“予定していた起床時間までぐっすりと眠り、質の良い眠りがあけると共に起床できるのは気分が良いものです。一方でなかなか寝付けない、中途覚醒する、あるいは早朝覚醒するなどの問題があると、睡眠の質が悪いのでせっかくの目覚めなのに不快感を伴います。

睡眠の質が悪いからといって長時間横になっていることは普通出来ず、社会生活を送る以上は決まった時間になれば起きなくてはなりません。その場合は睡眠不足を抱えたまま日常生活に入ります。すると睡眠不足が重なった状態になるので、注意力が散漫になってミスをしたり怪我をしたりする心配があります。さらに睡眠不足が長期化すると、疲労の問題などとあわせて体力・免疫力が落ちて、思わぬ病気にかかったりする場合もあります。睡眠不足といえども侮ると思わぬ落とし穴があるものです。

睡眠時間が明らかに短いのに異様に早い時間に目覚めてしまう、というのは睡眠の質として二つの問題点が考えられます。ひとつは生活の中で解決することがなかなか出来ない心配事があり、安眠を妨げているケースです。睡眠時間というのはきわめて個人的な時間ですから、ふと睡眠が浅くなった時になにかの拍子で目覚め、その心配事について考えだしてしまうのです。その場合は個人の問題とせずに、関係者でその心配事を共有して建設的に解決する必要があります。責任感が強い真面目な人ほど注意が必要です。さらにもうひとつの問題は、うつ病です。この病気の症状のひとつに、異様に早い時間に目覚めてしまう、という症状があります。他の諸症状に当てはまるものが他にひとつでも思い当たるようであれば、精神科・心療内科を受診しましょう。

 

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